言わずもがなですが「流浪の月」が大ヒットして本屋大賞を受賞した凪良ゆうさんの文庫本です。
生きづらさを抱えた主人公達3人が住むマンションの屋上には、小さな神社があり悪いご縁を断ち切ってくれるという評判を聞きつけて"いろんなもの"が心に絡んでしまった人たちがやってきます。
先ず、この爽やかな絵柄の表紙がとても好印象ですしとてもわかりやすい文体なので物語がスッと心の中に入り込んできます。
傷ついたり、挫折したが立ち直っていく様子が読んでいてとても爽快でした。
実は、日頃本を読む時間はあまりないのですが小説を読んで、今年は自分の内面と向き合ったりビジネス書などを読んで知識を深めたりする事ができればなと思っています。